中小企業の方々とのお取り引きをさせていただいているなかで、
2017年度の統計データから、ブランディングの必要性についても考えました。
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Forbes JAPAN記事より
https://forbesjapan.com/articles/detail/20521
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キーワードとなるのは後継者問題や人手不足など、人口減少と高齢者の増加がまざまざとデータに現れ始めたと思います。
その中で必要となるのは、やはり「人」の問題だと思いました。
中小企業だとどうしても、今必要だから、今必要な人材を採用するという形の
「問題解決型採用」が多い印象を受けます。
それはもちろん必要なことですが、育成や成長をショートカットできても、
せっかく採用した人の流出や、後継者としての資質までは考慮されていなかったり、問題が解決できてしまうとその人の役割がなくなってしまったりし、その人の分野でないところで働いてもらうというサイクルが生まれてしまいます。
このサイクルは一度はまってしまうとなかなか抜け出せず、世の中の問題である後継者不足や人手が流出する問題は解決することはできません。
なので、採用にあたり一番シンプルで一番大事なこととして当たり前ですが、この会社で働きたいかということが重要になると考えます。
そのためには、この会社はどういう会社なのか、どのような人がいるのかということをちゃんと把握し、こまめに発信していくことが重要なことになっていきます。
ブランディングと採用はすごく近くにあります。
良い情報だけをならべて体裁をつくろうこともできますが、その分採用された人は実態を知り、会社が嫌いになる可能性もあります。
ポイントはいかに正確にに自社を知り、どのようにアウトプットできるかになるかと思います。ブランディングに関わるアウトプットの仕事をしている上で第三者の視点の活用と正確でこまめなアウトプットが中小企業の採用とブランディングの成功の鍵になるのではないかと改めて感じました。
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